2021/06/07 16:53



お財布の図案「えんぎモノグラム」に、初めて登場した「だるま」さん。

 

これまでは、モチーフが可愛くて、その背景に福招きのストーリーを持つものを描いてきました。

 

猫、てんとう虫、ミミズク(ふくろう)・・・

 

だるま=ザ・縁起物イメージが、私のイメージです。

 

皆さんは、いかがですか??

 

 

 


禅宗の祖、達磨大師が、だるまのモデルです。

 

9年間壁に向かって座禅の修行をし、手足が腐ってしまい動けなくなった姿というちょっと痛々しいストーリー。

 

独特のあのカタチ、だるまには、手足がありませんね。

 

転がっても起き上がる「起き上がりこぼし」のスタイルになったのは、室町時代だそうです。

 

七転び八起の起き上がる人形は、大願成就や商売繁盛などの、縁起物として広く知られています。

 

赤は、魔除けやおめでたい色として、縁起物には多く使われる色です。

 

 

 

だるまと聞いて、皆さん、パッと思い浮かぶ顔や形があると思います。

 

ぽってり卵型でへの字の口やたっぷりヒゲを蓄えた顔の高崎だるま、もしくはそういっただるまではないでしょうか?

 

今回モチーフで描くことや縁起物を調べる中で、あまり知られていないだるまに、可愛いものを発見します。

 

大分県竹田の姫だるまは、優しい控えめなほほえみのだるま。

 

愛媛の姫だるまは、ひな人形のような着物をまとい、まさにお姫さま。

(実家に、このだるまがあったことを思い出しました)

 

同じ愛媛には、金天だるまという頭が平らで金色のだるまも居ます。

 

山梨県甲府のお腹に子だるまを抱えた、親子だるま。

 

とんがり頭と線描きのほほえみ、福島の起き上がり小法師(だるま)。

 

どれも元祖とは違い、個性的です。

 

きっとまだまだ出会えていない可愛いだるまもいるはず!!

 

新しい可愛い系だるまとの出会いも、楽しみになっています。

 

 

 


今回描いたえんぎモノグラムに登場する、みなかわねこが初めて描くだるま。

 

どんなだるまになっているでしょうか?

 

財布を手にした方にわかる秘密が、だるまにも隠れています。

(だるま以外にも、まだまだ秘密はあります)

 

ぜひ、のんびりコーヒーやおやつの時間に、探してほしいなぁ(=^^=)

 

ぜひ、親子でいろんな会話を楽しみながら、探してほしいなぁ(=^^=)

 

財布を手にして、謎解きの時間を楽しむ温かな笑顔を想像して、私も笑顔!

 

財布や縁起物モチーフで、優しい笑顔の輪を広げたいと、これからの活動が楽しみな毎日です。